- 展示会
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2010.06.30 Wednesday6月29日は東京へ日帰り展示会に行ってました。これは国分(株)がお得意様向けに開催する内覧会です。東京駅近くの東京国際フォーラムというきれいな建物です。弊社がお世話になっている(株)ナチュラルアートが国分(株)と業務提携しグループの一員として出展しており、有り難いことに、弊社の商品も展示していただけることになりました。ハッピートマトと池トマトも出品しました。今回は、ナチュラルアートとして出品しておりましたので、細かい商談は社員にお任せしており、私は商品説明と試食を頑張りました。高知から行った商品は、数社から具体的な引き合いがあり、今後が楽しみです。久しぶりにナチュラルアートの皆さんとお会いできて、楽しい時間を過ごせました。鈴木社長のご紹介で、いろんな方々とお知り合いになれ、改めてめてネットワークの重要性を実感しました。仕事の都合で懇親会に出席できず、とんぼ返りでしたが、またゆっくりお話したいです。
- サッカーワールドカップ
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2010.06.21 Mondayサッカーワールドカップが始まり連日話題になっています。私はサッカーを見るのは好きなのですが、この所の日本代表のふがいなさに嫌気がさして、あまり期待はしておりませんでした。すこし「おや」っと思ったのが、本番前のイングランドとの練習試合でした、今までのサッカーと違い、粘り強くしっかりと守り、チャンスと見れば早い攻めで相手を崩すという試合でした。予想通り本番では、組織的にしっかり守り、相手の隙をついて速攻で崩すという、大人のサッカーに変わっており、これなら世界と戦えると思いました。守備の時間さえ見ていて楽しめる試合なんて今までの日本代表には無い試合運びです。これって、会社の経営にも言える事です。いつも派手な販路拡大の話ばかりで、パスは回るけれど得点にならない、そのうち疲れてきて、失点をする。見た目派手ですけど消耗が激しい経営です。会社経営も、今の日本代表のように、しっかりと守り(経理・栽培・品質・既存販路を大切にする)、少ないチャンスをスピード感をもって確実に点にするという事が大事だなーと思います。また、ゴールポストに当たって、跳ね返ったシュートの事をいつまでも悔やまない(笑)サッカーの試合を見ていて気づかされる事でした。
- 農業新聞6.16
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2010.06.16 Wednesday今朝の農業新聞の論説に「ミカンの適正生産量」として記事がのっておりました。農水省は今年のミカンの適正生産量を90万トンに定めました。ここ10年で3割減、35年前の25%の量だそうです。要は日本人がミカンを食べなくなったようです、果実はいずれも消費量が落ちているようですが、ミカンの落ち込みは特にひどいようです。また、天候不安定で味も落ちていてさらに消費ばなれを加速しているようです。お米や園芸作物と違って果樹の場合は、生産量を調整する事が難しいです。摘果して調整する事もできますが、大きく減らすには果樹を切るしかないのです。時間をかけて木をそだて収穫できるようになっても、これではどうしようもないです。同じ事が林業にも言えるかもしれません。当社は現在柚子の苗を植え、若木を育てておりますが、数年後に収穫できるようになった時に、悲しい事にならないように、今から準備をしておかなければなりません。リスク分散・ポートフォリオ戦略です。
- 龍馬伝2
- 龍馬伝2
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2010.06.07 Monday昨夜の龍馬伝より、岩崎弥太郎のセリフで印象に残った物を書きます。「最近わしは幸せな事が続きゆう、幸せをあんまり溜め込むとその内不幸な事がどんとくるき、ちょっとづつ損をして幸せを溜め込まんように、せんといかん」苦労続きの弥太郎ならではの言葉だと思います。ドラマの中の事ではありますが、この頃からこういう風に謙虚な考えをしていたからこそ、大事を成し遂げたのではないでしょうか。こういう風に考えると、ちょっとアンラッキーな事があると、よしよしと思えるのではないでしょうか?私の周辺でも、昨日ちょっと・・いやずいぶんと、アンラッキーな出来事があり、相当へんこんでおりますが、よしよしと思いましょう。
- スワンサイダー
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2010.06.05 Saturday昨日高松へ出張販売に出かけてました。休憩したSAで面白い物を見つけて思わず買いました。それはスワンサイダーです。それと湯上がりサイダー昭和初期のサイダーを味も含めて完全に再現してあるとの事です。100mlで150円もするのです、高い。帰ってきてから製造している会社を調べると、佐賀県の株式会社 友桝飲料という会社でした。びっくりしたのが、この会社、例の「こどもびいる」を製造している会社でした。HPで商品を見てみると、とても面白いパッケージングの商品がたくさんあります。この企画力はすばらしいと思いました。コラボものとかオリジナル商品も面白い。清涼飲料の業界は大変厳しいと聞きます、薄利多売の大手メーカーと同じ土俵にのらないで、オンリーワンの商品を開発し、業界で生き残り、業績を拡大しています。明治35年創業という歴史、小さい会社だからできる小ロットオリジナル商品、ユーザーを特化した思い切ったパッケージング。勉強になります。
- 政治混乱
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2010.06.03 Thursday鳩山首相が辞任しました。典型的な「口は災いの元」ですね。昨年の選挙前に沖縄で「最低でも県外」と連呼していた時は、まさか本当に政権が取れるとは思っていなかったのではないかと思います。ガソリン税や高速無料など他の夢のようなマニュフェストもまさに絵に描いた餅でしょう。民主党の参議院議員選挙に向けてのマニュフェストが楽しみです。(笑)それはさておき、事業仕分けや公共事業削減の流れで、地方の公共事業は一段と厳しさを増しております。今は緊急性を要する予算のみしか申請しない流れで、新規の事業が全くありません。役所も模様眺めで、以前のように景気の冷え込み防止のために必死で事業立案をする姿勢も見えません。色々動くいて予算化すると文句を言われるので、いまは仕事をしないのが無難という雰囲気です。政治主導が役人の勤労意欲を削いでいるように思えます。当社は建設会社も経営しておりますが、というか建設会社が農業生産法人を経営しています。まだまだ農業では自立できませんので、本業からの支援は必要不可欠です。この政治状態が続くようだと、早急に自立しないとまずいです。(焦)本当に地方の経済は危機的な状態だという事を、民主党の皆さんは分かっているのでしょうか。
- 幹腐れ病
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2010.06.02 Wednesday柚子は生命力が強くて丈夫な果樹です。そんなに神経質にならなくても致命的な病気は少なくて育てやすい果樹です。しかし全く無病という訳ではなく、柚子生産者を悩ませる病気が「幹腐れ病」です。これにかかると病変部は腐り、朽ちていき枯れてしまいます。当社の農園でも、この幹腐れ病の被害があります。病原菌を調べてみたら病原菌は真菌類、(ラクナルアブノルメ)というキノコでした。キノコの一種と分かって、予防・治療方法は自ずと分かってきした。園内の日当たりと換気を良くして湿度を上げない事。病変部は早期に切除して、切除部に殺菌剤を塗布する事、です。殺菌剤は高知県産のICボルドーを使用します。これはJAS有機に登録された殺菌剤です。キノコが増殖する時に木の細胞を栄養分として広がり木が空洞化して朽ちます。ウイルス性の病気のように急拡大する訳ではなく、こまめに見て回れば十分対処できるというのが、私の感想です。しかしながら、こまめに見て回らなかったら、写真のようになります。(反省)