- 新京橋プラザ
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2010.02.25 Thursday高知市帯屋町一丁目、高知大丸正面に今度新しく高知県内の特産物を販売する店舗がオープンしました。この店は立地は超一等地で経営者も若い女性なので今までの特産物を販売する店とはひと味違った印象となっています。かかっている音楽やディスプレイなど、期待が持てるものです。今までも県内の特産物を販売する店はいくつかオープンしておりますが、いずれも苦戦しているようですのでぜひ頑張っていただきたいです。弊社の商品も気に入っていただいており、良い感じで展示していただいております。発売4日ですでに売り切れとなっており、速攻で納品した所です。大変ありがたい事です。すぐ近所で同じ商品を置いても、全く売れない店もありますので、売り方は大事だなと感じました。こんな風に商品のコンセプトを理解して、大事に販売してくれるバイヤーには、きっと良い商品が集まるでしょう。
- うまいくに土佐
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2010.02.24 Wednesday2月22日は高知銀行主催の「高知の食を元気にする商談会」に行ってました。高知銀行の顧客が出展できる無料の展示会ですが、見事な会場セッティングや運営で、またバイヤーの質も高く、東京あたりで1ブース30万もする展示会に行くのは、もったいない気がします。高知銀行は随分費用もかかったでしょうが、企業の社会貢献活動として評価できる所です。商談は有意義でした、最近具体的な話に発展する商談が多くなってきました。内容や商品は変わってないのですが、何でだろうと自己分析してみた所、見積価格を下げた事が原因では無いかと思います。以前は、こだわりの商品で少量生産なので・・・・等と言うことで、見積価格は定価の75%あたりを下限としてきました。最近、流通を少し勉強して、この見積もり価格ではバイヤーは扱えないという事が分かりました。この価格では店舗に直接販売し、しかも委託販売しか道は無いようです。(特に希少性が高く力のある商品は別かもしれません)そこで、原価計算を超厳しく見直して、なんとか一般流通に乗る見積もり価格(定価の50-60%)で商談を始めると、商談はかなりの確立で具体的な数量提示や支払いサイトの話になってきます。このあたりの見積もり価格が業界のルールのようです。今までルールを無視して商談をしていたようで、引き合いは多くても、具体的な話まで進む事が少なかったです。サンプルや見積もりを要求されて送っても、返事もよこさないバイヤーが多くて怒っていたのですが、先方にとっては「お話にならない」商談であったようです。勉強不足で、いままでもったいない事をしていたような気がします。以前の名刺ファイルを引っ張り出して、大変興味を持ってくれたバイヤーに再度連絡してみようかと考えております。
- なちゅらるあーと
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2010.02.20 Saturdayなちゅあるあーとの鈴木社長の著書が昨日届きました。「NATURAL ART GROUP」のストラップも届きました。タイトルは「脱サラ農業で年商110億円」などという世俗受けする派手な見出しですが、鈴木さんは特異な才能を持ったカリスマ経営者ではなく、コンサルタントでもなく、ごく普通のフレンドリーな方です、青森出身という事ですが、あのおおらかさと明るさは南国育ちの印象を受けます。金儲けにもあまり関心がないように見受けられます。なちゅらるあーとの取り組みは、現在の農業の危機的状況において、人と人とを繋げて、大きな力を生み出そうという取り組みだと理解しています。鈴木さんは幕末期の坂本龍馬のような存在だと思います。この人の人柄に惹かれて多くの同士が集まっています。私もそのなかの末席に加えていただいております。高知県の農産物・食品もなちゅらるあーとのネットワークを通じて、大手食品商社と提携し、全国発信すべく、現在着々と準備を進めている最中です。その高知の営業の窓口として、大変ありがたい事に当社を指名していただきました。前段として、少量ずつではありますが、2月より県内の良質な農産物を出荷しております。鈴木さんは高知を大変気に入っていただいており、この取組みを何とか実現すべく、私も頑張っていきたいと思います。
- アグリフードエキスポ大阪
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2010.02.18 Thursday2月17日〜18日の間、大阪アジアトレードセンターで開催された、「アグリフードエキスポ大阪」に出展しました。(別に機嫌が悪い訳ではありませんが、カメラマンがいまいち^^)この展示会は農業生産者や食品加工業者のための展示会で、入場者も基本的にプロのバイヤーばかりで、試食目当てのおばちゃん連中が入場できないため、質の高い展示会となっています。今回も出展しましたが、成果の多い展示会となりました。昨年は、米粉製品の大ブームでした。今年のキーワードは「コンフィチチュール」いわゆるジャム、が大変多かったです。農産物や果実を利用して、小規模な設備で簡単に作れるため、皆さん頑張って作っておられました。色々試食しましたが、どれもこれも同じような物ばかりで、大手メーカーのジャムを超えるような物はありませんでした。当社の商品は、いつもの事ながら、目を引くデザインで注目度は高く、大手メーカーさんからギフトのバリエーションに使いたいというお申出や、高速を運営する会社から、SAの売店で使いたいというお話、大手量販店の青果物のバーイヤーさんから、野菜置き場に置けるおしゃれでヘルシーなドレッシングを探していた所、うちのドレッシングが最適だというお話・・・など中身の濃い商談ができました。これから問題の単価を交渉する作業がありますので、どうなるか分かりませんが、頑張って大きなマーケットの土俵にのり、商品の評価を確かめてみたい気がします。さすが大阪です、こんなかたも見学に来られておりました。
- 一日農政局
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2010.02.11 ThursdayJA土佐れいほくで、一日農政局というフォーラムが開催されました。中四国農政局の幹部が土佐町に来られて、嶺北地域の生産者と意見交換をし、今後の中山間地の農業について考え、政策に生かしたいというものです。生産者代表のメンバーとして私に声がかかり、出かけておりました。農業を初めてまだ2年少々でこんな席に座って良い物かと戸惑いましたがせっかくなので、出かけました。話の内容は、作物や畜産に対する補助金の変化や補助金要望がおおく、補助金無しには、農業は成立しないんだろうとな、と言う感想を受けました。農政局の農業に対する今後の取組みの一つに、フードチェーン(生産・加工・流通)を合理化して流通コストを削減し、農家の手取りを増やしましょう、というものがありました。この話ならば、土佐FBCの講義で「ナチュラルアートの鈴木社長」より2日間に渡り講義を聞いておりましたので、イニシアチブを取り話すことができました。また、当社のフードチェーンの取り組みについても、お話させていただきました。フォーラムの後で、農政局次長からお声かけをいただき、2人でしばらく話し込んでおりました。私の話す内容は、鈴木社長の話の受け売りばかりなのですが、農政キャリア官僚にも、興味深い話だったようです。
- 研究発表
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2010.02.10 Wednesday9日は2年間通った、高知大学土佐FBCの研究発表会でした。1年目は講義を受講し、2年目は課題研究に取り組んできました。農学部の教授連や大学の理事の前で、研究発表を行いました、特に緊張はしなかったのですが、研究内容の選定理由の説明に意外に時間がかかって、あとは時間との戦いで、肝心の研究成果の説明に十分な時間が取れなかったのが、悔やまれます。あとの審査評価会では、良い評価をいただいたという連絡を受け、ほっとしている所ですが、研究課題のテーマである「ものづくりにおける素材へのあくなき探求」は始まったばかりですので、今後は研究成果をどう現場生かし、成果を上げるかが問題です。現在、柚子の生産量や加工品販売では高知県はトップですが、他県や韓国が猛烈な勢いで追い上げてきています。他県やユーザーから「高知の柚子は別格だ」と言わしめるような高品質な柚子を供給しなければ、落日はそう遠くないと思います。
- 農商工連携
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2010.02.03 Wednesday2月2日(火)農商工連携マッチングフェアin高知へ行っておりました。これは、(財)中小企業異業種交流財団が開催しているもので、地域の様々な特色を持った業種をマッチングさせて、新しい物を生みだそうという取り組みです。これの案件発表に行っておりました。様々な独自技術や特許を持っている企業が参加しており、当社のような創業間もなく、まだ独自の物が出来上がっているとは言えない会社が参加させていただき申し訳ないような気がしました。それでも、現在進めている取り組みは発表させていただきました。最近こういう行事に呼ばれることが多く、特に緊張はしなくなりましたが、10分とうい短い時間だったので、どれだけ効率よく話が出来るか心配でしたが、自分的にはうまくまとめられたのではないかと思います。こういう行事は、下準備を含めるとけっこう時間を取られますが、自分の考えを文章にまとめたり、話をする事で、伝える技術をさらに向上させたいと思います。